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財務省「開業医、もう増やさなくていいんじゃね?」と言い出す。2025年4月の財政審

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【ツッコミ要約】財務省「開業医、もう増やさなくていいんじゃね?」と言い出す

2025年4月、財務省が財政制度等審議会で診療報酬のあり方にガッツリ踏み込んできました。

今回はその中身を、ツッコミを交えてざっくり整理していきます。

開業医、ちょっと優遇されすぎじゃない?

「病院から開業医へ流れるの、そろそろ止めようか」

え?今さら??

そう、今まで診療報酬が“開業したほうが儲かる仕組み”になっていたことに対し、財務省がようやくメスを入れ始めたわけです。

診療所の「中身」、見せてもらえますか?

「診療所ってブラックボックスじゃね?」

そのとおり。

収益が見えにくい、スタッフ構成もよく分からない

というわけで、給与・職種別人員の提出義務化という案が登場。

つまり、「儲けてるなら正直に言って」と。

「医師が偏ってる」って10年前から言ってない?

「都市部に医師集まりすぎ、地方いなさすぎ問題」

もう耳タコですけど、今回は診療報酬を地域によってディスインセンティブ(報酬カット)に使おうって話。

ついに“お金で誘導”じゃなく“お金で押し戻す”路線に。

そして薬剤師にも地味に影響が…

「医師が余るから薬剤師にタスクシフトね」

え、うちもですか?って話なんですが、「優秀な人材が医療業界に流れすぎ」とのことで、薬剤師にもどんどん仕事を回して効率化しようという空気が出ています。

生活習慣病の報酬もガチ目に締めてくる

「ゆるっと診て報酬もらう時代は終わりでーす」

報酬算定の要件を厳格化。

とくに「同じ人に毎月検査して、点数いただきます」のような流れが精査されそうです。

「高すぎる薬は、そろそろ外していい?」

「費用対効果が出ない薬、高すぎない?」

え、それ言っちゃう?な内容まで来ました。

高額医薬品は保険から外す or 値下げも検討するとのこと。

今後、薬価が“機械的に下がる”時代が加速するかも。

そして伝説のワンコイン制度案

「軽い症状なのに毎回来る人、定額取ろ?」

この提案、地味にインパクト大。

「感謝の気持ちとして定額払ってください」って、言い方はソフトだけど本音はコスト回収です

まとめ:ガチで「変わる前提」で話が進んでる件

今回の議論は、従来のような「検討します」じゃなく、

  • KPI入れます

  • 数値で評価します

  • 報酬も下げます

と、完全に“やる前提”で進んでるのがポイント。

しかも、開業医だけじゃなく、薬剤師・薬局・市販薬にも地味に波及してくるテーマばかり。


というわけで、「うちは関係ないし」って思ってると、数年後に足元変わってるかもです。

今のうちに制度の方向性をチェックしておくの、大事かもしれませんよ。

この議論の行く末を見守りましょう。ここまで行っときながらしりすぼみになるということは、既得権職団体の大きな力が健在ということにほかなりません。

 

ふざけんな~。真面目にかけ!
すいません。ふざけてるつもりじゃないんですけど、まじめに書いたやつも置いときます

 

財務省が「開業医を増やさない診療報酬にすべき」と主張。

 

2025年4月の財政審では、医療の効率化と社会保障改革に向けて、医師偏在や報酬体系の見直し、薬剤師の役割変化まで議論が及びました。

今回は、財務省が提出した具体策と委員の発言から、今後の医療制度がどう変わるのかをやさしく整理して解説します。

病院から開業医へのシフトを防ぐ──報酬構造の見直し

財務省は、病院勤務医から開業医に人材が流れすぎている現状に懸念を示し、「診療報酬での誘導をやめるべき」と主張。

今後は、開業を促進しない報酬設計が検討される可能性があります。

診療所の経営実態を「見える化」せよ

診療所の経営状況はブラックボックスになりがち。

財務省は、職種別の給与・人員構成の提出を義務化するなど、データの透明化を進める方針です。

外来機能集約・医師の地域偏在是正も

都市部に医師が偏り、地域では医療崩壊のリスク。

外来機能の再編成や、地域差をならす報酬調整(ディスインセンティブ)も議論されました。

財務省が提案した主な改革案

  • 医療機関ごとの職種別給与・人数の提出義務化
  • 生活習慣病の報酬算定をより厳格に
  • 院内処方/院外処方の費用水準の見直し
  • 高額薬の費用対効果評価を強化し保険適用の見直しへ
  • 薬剤師へのタスクシフトも議論に登場

委員からの発言も踏み込んだ内容に

委員からは次のような意見が出されました:

  • 「若者の負担を減らすため、保険料の金融所得連動を検討すべき」
  • 「高齢者の中でも資産が多い層に応能負担を」
  • 「軽度・頻回受診者にはワンコイン制度などの定額負担案も」
  • 医療のデータ整備が進まないのは問題。全体像を国民に説明すべき」

まとめ:これは医師だけの話ではない

今回の議論は、診療報酬の配分にとどまらず、薬剤師の役割や保険制度の哲学(共助と自助)にまで踏み込むものでした。

今後の改定では、「どこにお金をかけ、どこを絞るか」だけでなく、その根拠をどう国民に説明するかも問われる時代になってきています。