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もっとお得なショップがあるかもしれませんので、購入する際はサイト内でショップをご検討してからにしてください。
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鼻水・鼻づまり
- 忙しくて病院へはいけない
- いつもは病院で薬をもらうんだけど、他の病気をもらうのが心配なので受診したくない
- 耳鼻科での内視鏡検査は心配(内視鏡検査での院内感染が心配)
そんな場合は、市販の鼻炎薬を試してみましょう。
本当にザックリとした計算です。
花粉症で受診すると、初回は14日分、長くて30日分の薬が出ます。
病院・クリニックの初診料 約1200円
薬局での調剤料 14日分で約1000円(ジェネリック使用)
以前は病院用として使用されていた薬が近年市販でも買えるようになってきました。
市販の薬で対応できるなら、
- 病院や薬局での手間や待ち時間
- ほかの風邪をもらってしまう問題
これらから解放されます。
アレグラFX
アレグラFXのジェネリック的なものがあります。
ネット販売はその時によって値段が変わることがあります。
【アレルビ】などの「フェキソフェナジン60mg配合の鼻炎薬」は、その時の1錠単価を計算して安いほうを選びましょう。
それでは、詳しく解説します。
病院で処方される薬 アレグラ錠などは、ドラッグストアなどでも購入できます
病院用の鼻炎薬として有名な薬に、
- アレグラ
- アレジオン
- クラリチン
- ジルテック
- エバステル
などがあります。
これらは、ドラッグストアでもインターネットでも購入できるようになりました。
アレグラ錠は、フェキソフェナジンという名前で服用している?
最近は、ジェネリック医薬品(有名品よりも後に発売された、価格の安い同等薬)で服用している人が多いから、製品のブランド名は分からないかもしれません。
お二人とも、成分が同じで割安なジェネリックを選んでいるので名前は違います。
でも、飲んでいる薬は実質、アレグラとか、アレジオンと変わりがありません。
もちろん、これ以外にも新しい薬は存在します。
たとえば、デザレックス、ビラノア、ルパフィンなどなど・・・
ただ、いまでもコスト(薬代)と効き目のバランスが取れたアレグラ(フェキソフェナジン)や、アレジオン(エピナスチン)はよく使用されています。
アレグラなど、市販の鼻炎薬を服用して効果がない場合は、説明書、箱をもって受診。
これを飲んでも効かない症状ということをしっかり伝えて診察を受けましょう。
何も言わないで診察を受けるのはダメです。
市販薬と同じようなものを処方されて「まずは様子見ましょう」となってしまう可能性があります。
病院用鼻炎薬と同成分 市販で買える薬一覧
ここに出ているアレグラ(フェキソフェナジン)やアレジオン(エピナスチン)、クラリチン(ロラタジン)などは、第2世代といわれる新しいタイプの成分です。
特徴としては、眠気が少ないことがあげられます。
特に、
- 【フェキソフェナジン】
- 【ロラタジン】
これらは、ほとんど眠気が出ない成分です。
眠気が気になる人にはお勧めです。
ここに出ている第2世代といわれる新しいタイプは、
- 効き目については、大差はありません。
- 1日に1回服用するか、2回服用するかの違いがあるくらいです。
効き目や眠気は、個人差がでることがあります。
【〇〇は眠くなる】人や、【〇〇が一番効く】という人もいます。
〇〇は、人それぞれです。
自分に合った成分を選んで、覚えておくのがベストです。
(ふつうは、アレグラ(フェキソフェナジン)やクラリチン(ロラタジン)は、効果があって眠くはなりにくいです)
フェキソフェナジン(特に眠気の少ない成分)
冒頭でも紹介した、1日2回タイプで眠気の少ないものです。
1日2回タイプですが、1日1回で効けば、減量してもOK
症状に応じて調節できます。
有名品
ジェネリック
ロラタジン(特に眠気の少ない成分 1日1回)
1日1回のタイプです。
これじゃなきゃダメという患者さんが多い気がします。(*感想です)
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ジェネリック
エピナスチン(1日1回)
1日1回のタイプ。
夜寝る前に服用するので、朝起きぬけにくしゃみがひどい人にオススメです
有名品
ジェネリック
セチリジン
これは、病院用は【ジルテック】という名前で出ています。
ストナリニZの【Z】は、ジルテックが由来なのでしょう。
普通のストナリニとは違いますので間違えないよう注意。
目印は【Z】です。
有名品
セチリジンのジェネリックは市販ではありません。(2024年1月現在)
エバスチン
これは、病院用では使用頻度はそんなに高くない感じです。
病院用と同じ【エナステルAL】という名前で市販されています。
ジェネリックはなく、エバステルALも今後発売中止のようです。(2023年10月現在)
病院用鼻炎薬 市販で買うならどれが一番いいのか
迷ったら、以下の3つで、価格や1日の服用回数で比べて選べばOKです。
特に眠気が少ないタイプ(1日2回)
これは、ジェネリックがあるので、価格を検討しましょう
特に眠気が少ないタイプ(1日1回)
これは、ジェネリックがあるので、価格を検討しましょう
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眠気が少ないタイプ(1日1回)
これは、ジェネリックがあるので、価格を検討しましょう
番外編:病院の鼻炎薬はあまり効かない、市販のほうが効く人
そんなお客さんがいます。
昔から売られている市販鼻炎薬(従来型)に含まれる成分のほうが即効性があるためです。
例えばこんな有名品を例に解説します。
成分
- プソイドエフェドリン塩酸塩:120mg
鼻粘膜の血管を収縮させて、充血やはれを抑え、鼻みず、鼻づまりを改善します。
ただ、連用すると効果が薄れることや、血圧を上げたり、心臓に負担がかかることがあります。 - クロルフェニラミンマレイン酸塩:8mg
アレルギー症状(鼻みず・くしゃみ・鼻づまり・なみだ目)を抑えます。
第一世代の成分なので、眠気はあります。 - ベラドンナ総アルカロイド:0.4mg
鼻みず・なみだの過剰な分泌を抑えます。
鼻水と同時に唾液求めるので、のどが渇きます。 - 無水カフェイン:100mg
鼻炎症状に伴う頭重を改善します。
この通り、従来型鼻炎薬にはいろいろな成分が配合されています。
良い点
悪い点
時々しか症状は出ないので、つらい時だけすぐ飲んで直したい
そんな使い方をする場合は、従来型の即効性をとるメリットはあります。
従来型鼻炎薬にはお勧めはどれ?
たまにしか飲まないし、飲むのは寝る時の鼻づまり対策が多いから従来型がいいかも
そんな人は、1日2回か1日3回で選べばいいと思います。
ここでも、ブランド品とコスパの良いジェネリックが出てます。
- 価格面ではジェネリックがお勧めです。
- 1日3回だと、服用してから薬が切れるまでが早い。
副作用を長引かせず、必要な時だけ飲む人にオススメ。
1日2回のタイプ コンタック600
1日1回で効く場合は、1回に減量して服用してもOK
1日3回のタイプ 鼻炎薬クニヒロ (ジェネリック)
1日1回で効く場合は、1回に減量して服用してもOK
ちなみに【クニヒロ】というメーカーは、病院用のロキソニンやマイスリーなどのジェネリックも作っているメーカーです。
「クニヒロ」の由来については、皇漢堂の創業者、藤原 國雄さんに由来しているということを、営業さんに聞いたことがあります。詳しくは不明 すいません・・・。
最期に:薬剤師的な、鼻炎薬使い分け
あえて鼻炎薬を使い分けてざっくり解説をするならば、次の2品に集約されます。
鼻炎薬は花粉症のシーズンを通して手放せない人
比較的副作用が少なく、続けて飲むためにコスパの良いジェネリックのフェキソフェナジン
時々鼻が詰まったりするが、一時的なことが多い
すぐに効く即効性タイプで、コスパの良いジェネリック品 クニヒロ鼻炎薬
たかが鼻炎薬といえども、使い分けることによって
- 眠気やのどの渇きの無いものをとる人
- 即効性を取る人
目的によって違ってきます。
また、繰り返しになりますが、鼻炎薬を服用しても症状が改善しない場合などは受診することを忘れないようにしてください。