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もっとお得なショップがあるかもしれませんので、購入する際はサイト内でショップをご検討してからにしてください。
湿疹などで、病院でよく処方されるオレンジ色のキャップの軟膏
リンデロン-VG軟膏
2021年2月、ついにあのリンデロンが薬局で買えるようになりました。
ありがたや~~~~
(Amazonのリンクで、成分など詳細確認できます)
(クリックしても、すぐ【購入】とはならないのでご安心ください)
結論
病院で最も処方される【リンデロン-VG軟膏】と比較して、市販版は
- 病院用のものに配合されている抗生物質が市販のものには配合されていない
(抗生物質:細菌の増殖を抑える成分) - ステロイド成分は病院用のものと全く同じ強さ
(ステロイド成分:痒みや湿疹の薬)
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/qa/class_steroid/
ステロイドの強さの表(第一三共サイトより)
(ステロイドの強さについて)
リンデロンVs(市販) リンデロン-VG(病院)ともにステロイドランクは【強い】です。
薬局で買えるもの(リンデロンVs)は、病院用のリンデロン-Vと同じ成分
よく見るVGのオレンヂキャップと違い、キャップが青いです。
病院用のリンデロン-Vは、クリームと軟膏が存在します。
成分は、ベタメタゾン吉草酸エステル 1g中1.2mg配合
市販のリンデロンVsは、クリームと軟膏が存在します。
成分は、ベタメタゾン吉草酸エステル 1g中1.2mg配合
病院用のリンデロンVと市販のリンデロンVSは全く同じです
病院用のリンデロン-VGと、市販のリンデロンVsの違い
抗生剤が配合されているVG(病院用)か、抗生剤なしVs(市販)かの違いです。
病院用のリンデロン-VGにはゲンタマイシン硫酸塩という抗生物質(菌を殺す薬)が配合されています。
そのため、化膿を伴う湿疹には病院用リンデロンVGが適しています。
市販のリンデロンVは化膿しているときはお勧めできません。
一方、通常のかぶれのみで、化膿を伴わない場合は市販のリンデロンVSで問題ありません。
病院用のリンデロン-VGと最も近い市販薬は?
リンデロン-VGと同じステロイドを配合し、同様に抗生物質を配合した軟膏が薬局で売られています。
それは、ベトネベートAS軟膏です。
病院でよく処方される【リンデロン-VG軟膏】により近いものを選びたい場合は、名前が似ているリンデロンVs軟膏ではなく、ベトネベートAS軟膏を選びましょう。
リンデロンVs軟膏、クリームの元になった、病院用リンデロン-V軟膏、クリーム
病院用のリンデロン-Vクリームは1966年に登場しました。
シオノギ製薬ミュージックフェアが始まったのが1964年とのことなのでちょうどその頃のようです。
ここで疑問がわきました。
シオノギ製薬に電話して聞いてみました。
結論
病院用のリンデロン-Vと、市販のリンデロンVsは成分や軟膏基剤、すべて同じ
病院用リンデロン-VGと同様に抗生物質を配合しなかった理由は、
リンデロン-VGに配合されているゲンタマイシンが市販で認可されていないため承認に時間がかかるからとの事でした。
二つ目の質問は予想外だったようで、電話保留中にシオノギミュージックフェアの音楽が流れてきました(笑)
病院用のリンデロンと同じものが欲しいというお客さんへの対応
病院用リンデロン-VG軟膏と
成分が最も近いものは、
ベトネベートA S軟膏
売り場を確認しましょう!!
市販のリンデロン-Vs軟膏は、抗生物質が配合されていないため、化膿を伴う湿疹には向かない
以上がポイントとなります。