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2021年4月1日に、総額表示が義務付けられました。
スーパーなどでは、3月31日に対応にあたる状況などが放送されていたことも記憶に新しいと思います。
この規制は、薬局で売っているマスクやガーゼ、OTC医薬品なども対象になります。
- 薬局での値段の表記
- 値引きシール
- 商品にもともと印刷されていた値段の表示
- チラシなどの価格
これらの表示が適正でないと不当な表示ということになってしまいます。
4月1日からの一部調剤報酬改定などで気を取られていて忘れていた場合は、すぐに対応しましょう。
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値段の表記
今までは、
- 金額+税
- 金額(税抜き)
等の表記が許されていましたが、これからは不可となります。
これからは
- 税込み価格のみの表示
- 本体価格と、税抜き価格
(税抜き価格が過度に目立つ表示は不可)
このようになっているかチェックしましょう。
値引きシール、値段ラベル
値段の表示を書かずに、商品に値段をラベルで貼っているケースも多いと思います。
ラベル価格が税抜きの場合は場合、ラベルを税込み価格に貼りかえる必要があります。
値引きシールで、「本体価格の〇〇%引き、半額」などは、本体価格でも問題ありません。
商品にもともと値段が印刷されている場合
以前仕入れた商品で、商品にもともと値段が印刷されているものがあります。
パッケージに、【本体価格+税】の表示があった場合は書き直す必要があるのでしょうか?
これについては、財務省、経済産業省との意見交換で、流通在庫品にかぎりそのままで良いと言う見解があります。
薬局では、箱に印刷された税抜き表示の変更の対応は、しなくても問題ありません。
チラシなどの価格
忘れがちなのですが、補聴器や、介護用品のチラシで総額表示対応されていないものなどがあるかもしれません。
そのようなものは、メーカーに新しいチラシを手配するようにしましょう。
最後に
今回の総額表示は、登録販売者で事務の、うりぼうさんに対応してもらいました。
薬局での待ち時間に、陳列棚は結構患者さんがよく見ていますからね。
気の利く事務さんに感謝です^^
価格表時においてもコンプライアンスがしっかりなされている薬局の方が信用できることは間違いありません。
総額表示について対応していない場合はチェックすることをお勧めします。
詳しくは、財務省の公式ホームページを参照
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