ケアマネ試験

2021ケアマネ試験Ⅱ-8 高齢者の精神症状

こんにちは。薬剤師&ケアマネ卵&ブロガーのゆるやく
です。

諸事情あって、毎年ケアマネ勉強を忘れない程度にやっている変わり者です。

高齢者の精神障害は認知症状がつきまとう

高齢者は、精神症状だけにかかわらず、症状は【非定型的】

【非定型的】とは、パターンが決まっていなくて分かりにくい状態

一緒に認知症状が出ていることが多く妄想や鬱など多彩

なので、問題も

  • ○○なことがある
  • 〇〇なことが多い

とうあいまいな問題が多い

老年期うつ病・・・認知症状も併発が多い

気分の落ち込みよりも、不安・緊張・焦燥感が目立つ

心の状態が体に影響を与えて、様々な身体不調が出る

罪業妄想(なぜか罪の意識)、貧困妄想→自殺
などが発生しやすいので注意が必要

抗うつ薬:口の渇き、便秘に注意

パセルトラリン(ジェイゾロフト®)
パロキセチン(パキシル®)
サインバルタ®
まだまだありますが、有名どころ?です
(あくまでも目安です)

薬物療法中心
無理に励ましたりせず、受容的に接する

統合失調症

幻覚、妄想など

エビリファイ®リスパダール®とか飲んでるひとが多い(あくまでも目安)

改善したように見えても、再発防止のため薬物療法は継続

統合失調症

明らかに嘘をついているのに、本人の目はそのようには見えない・・・

それは妄想にさいなまれている為です。

妄想性障害

遅発パラフレニー(妄想+幻覚+痴呆)

高齢になってから発生する妄想のことを指す

ただ、これも認知症他の症状と区別難しいので、
細かい問題は出ない

アルコール関連障害

アルコール依存症は本人の意思だけではなく、【病気】
ちゃんと治療が必要

高齢だから断酒は必要が無いなどの問題が出るが、高齢だからと言って
例外は無いので、当たり前に考えればできる問題しか出ない。

最後に

高齢者の精神症状は非定型的なので、問題も非定型的なものが多い

〇〇なことが多い→〇
とか
〇〇の必要はない→×

といった、あいまいなものは〇、断定は×といたイメージで解くといい。