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調剤薬局と「頂き女子リリちゃん」―まったく関係なさそうな両者ですが、ビジネス戦略の観点で見ると、意外と共通点があるんです。
リリちゃんのマニュアルが物議を醸した理由は、その「巧みな心理操作」と「効率的な利益確保術」にあります。
これを、調剤薬局の運営に応用したらどうなるのでしょうか?考えてみましょう!
「頂き女子りりちゃん」が作成・販売していたマニュアルは、男性から金銭を詐取する手法を詳細に解説したもので、主に以下の3つのステップで構成されています。
1. 信頼関係の構築
まず、ターゲットとなる男性(マニュアル内では「おぢ」と称されています)との信頼関係を築くことが強調されています。具体的には、毎日LINEなどで連絡を取り、他愛のない会話を続けることで、相手に自分が生活の一部であると感じさせます。この過程で、相手の話をよく聞き、共感を示すことで、親密さを深めていきます。
2. 金銭を引き出すための会話術
信頼関係が築かれた後、金銭を引き出す段階に移ります。具体的には、急に連絡を途絶えさせ、相手に心配させる状況を作り出します。その後、「借金の返済に追われていた」などと嘘の理由を伝え、相手から「僕がなんとかするよ」といった申し出を引き出すように誘導します。この際、直接的にお金を要求せず、相手からの申し出を待つ形を取ることで、罪悪感を軽減させる手法が取られています。
3. アフターケア
金銭を受け取った後も、相手との関係を維持するためのアフターケアが重要とされています。具体的には、感謝の気持ちを伝え、「あなたのおかげで助かった」といった言葉をかけることで、相手の満足感を持続させます。これにより、再度金銭を引き出す機会を作り出すことが可能となります。
このマニュアルは、男性心理を巧みに利用した詐欺手法を詳細に解説しており、その悪質性から社会的にも大きな問題となりました。現在、このマニュアルの販売や公開は停止されていますが、類似の手法による詐欺には引き続き注意が必要です。
「頂き女子りりちゃん」のマニュアルでは、ターゲットとなる男性(通称「おぢ」)を以下の3種類に分類し、それぞれの特徴と見極め方を詳細に解説しています。
1. テイカーおぢ(クソおぢ)
特徴:
自分の欲求を満たすことだけを考えており、人に与えることをしない
自分の趣味や娯楽にのみお金を使う
他人への関心が薄く、自己中心的
見極め方:
会話の中で自分の話ばかりし、相手の話に興味を示さない
他人のために時間やお金を使うことを嫌がる
自分の趣味やコレクションに多額のお金を費やしている
頂ける確率・金額:
99%頂けない
2. マッチャーおぢ(中間)
特徴:
与えた分の見返りを求める傾向がある
人間関係において公平さを重視し、ギブ・アンド・テイクの精神を持つ
他人に対して一定の配慮を示すが、無条件で与えることは少ない
見極め方:
何かをしてもらった際に、すぐにお返しを考える
プレゼントや好意に対して、「次は自分の番」といった発言をする
関係性においてバランスを取ろうとする姿勢が見られる
頂ける確率・金額:
50〜250万円までなら頂きやすい
3. ギバーおぢ(良おぢ)
特徴:
人に与えることを優先的に考え、見返りを求めない
以下のような特徴を持つ:
独り身が多い
普通のサラリーマンが多い
仕事にやりがいを感じておらず、ただ生活のために出社している
毎日、仕事と家の往復を繰り返している
夢や希望がなく、お金の使い道がない
自分にあまりお金をかける習慣がない
寂しさを感じており、癒しを求めている
気遣いをしてくれる
見極め方:
会話の中で他人の話をよく聞き、共感を示す
自分のことよりも相手のことを優先する発言や行動が多い
他人のために時間やお金を使うことに抵抗がない
頂ける確率・金額:
3桁の頂きがスムーズにできる
このように、マニュアルではターゲットとなる男性を詳細に分類し、特に「ギバーおぢ」を狙うことで高額な金銭を得る可能性が高いとされています。これらの手法は倫理的・法的に問題があり、実際に詐欺罪として立件されています。そのため、同様の手口には十分な注意が必要です。
1. 良おぢ、悪おぢの見分け方を応用する
リリちゃんは「良おぢ(ギバー)」と「悪おぢ(テイカー)」を見分け、効率よく頂ける相手に狙いを定めていました。
これを薬局経営に活かすなら、患者を以下のように分類してみましょう。
良おぢ(ギバー患者)

特徴:
「かかりつけ薬剤師」って響きに感動して、サインしてくれる。
「次回もお願いしたい」と言いながら、LINEで健康相談してくる。
ちょっとしたお薬手帳のコメントでも「助かりました!」と感謝。
悪おぢ(テイカー患者)

特徴:
「薬だけサクッと出して」系のスピード命タイプ。
「かかりつけ? なんか面倒だからいいや」と断固拒否。
ジェネリックを勧めると「いや、効果が心配だから」と、説明むなしくブランド信仰。
薬局流の頂きポイント:ギバー患者を狙え!
ギバー患者には「かかりつけ薬剤師」のメリットを強調!
「健康サポート」の特典やLINEフォローを活用し、次回訪問を自然に誘導。
「かかりつけ薬局宣言」と称して、店頭ポスターで良おぢを呼び込む!
2. 自然に「頂ける」流れを作る
リリちゃんのテクニックは「相手に自然に支援をさせる」こと。調剤薬局でも患者が「自然と来たくなる」ような環境を作れば、継続的に「頂ける」わけです。
薬局流の頂きテクニック
お悩み相談カウンター設置:
「最近疲れやすくて…」という一言を待って、すかさず健康アドバイス。ちょっと贅沢な待合スペース:
「なんか居心地いいな…」と思わせて、長居してもらう。ついでに健康サポートプランを案内。薬局推奨のサプリメントなどもお勧めしちゃいましょう。スタッフの声かけ術:
「次回もぜひお待ちしてますね!」と言われると、「また行かなきゃ」と思ってしまうあの心理を利用。
3. 相手から「お願いされる」流れを作る
リリちゃんのマニュアルでも、相手に「支援させる」テクニックが肝心でした。それを薬局流にアレンジすると…
お願いされる薬局の秘訣
健康フェア開催!:
「お薬相談コーナー」や「栄養相談」で患者に「また相談したい」と思わせる。サプライズ特典!:
「来店感謝デー」で、ちょっとしたノベルティを渡すと「また行こうかな」となる
こんなのが良いかも。
薬剤師のちょっとしたアピール:
「健康管理なら任せてください!」と爽やかに言い放つと、「この人にならお願いしたい」と思わせる。
4. アフターケアで「お得感」を演出

リリちゃんが「おぢ」から頂いた後も、感謝を忘れないのがポイント。薬局でも、一度来てもらった患者にはきちんとフォローを。
お得感を感じさせる薬局流アフターケア
お薬フォローアップメール:
「その後、体調はいかがですか?」とサラッと心配するだけで、患者は「あ、気にかけてくれてる!」と感じる。お薬フォローアップ手紙:
あえてのお手紙で情に訴える。また来たくなる感謝シール:
毎回ちょっとしたメッセージ付きのシールをお薬手帳に貼り、「次回もよろしくね!」を匂わせる。
まとめ:頂き術は、心をつかむ術

リリちゃんの手法には倫理的問題がありましたが、「信頼を得て、自然に支援を引き出す」技術はビジネスとして無視できません。
調剤薬局でも、患者に「ここじゃなきゃダメだ!」と思わせることが大切です。
そう、薬局経営も「頂き女子戦略」にならって、「自然に患者が訪れる流れ」を作ることが成功のカギ。
患者が「またここに来たい」と思う薬局を目指しましょう!