昨今の人手不足から、新卒者は超!売り手市場のようです。
企業は人員確保の為にと新卒者の初任給を増額して、さながら争奪戦の様相を呈しています。
失われた30年という時代を過ごしてきた日本にとって、ようやく物価と賃金の好循環が始まりつつあると思えるような兆候なので、喜ばしいことなのでしょう。
でも、ちらほら現場から不満が聞こえてきます。
特に女性社員で、間に育児休業期間があった場合などに、新人と給料変わらなくてやってられないと感じるのは顕著のようです。
年功序列で、空気吸っているだけで給料上がっていく制度が良いとは言えないですが、長年勤務してきた社員が新入社員と給料変わらないというのは控えめに言って意味不明です。
特に、育児休業を経て復帰した社員などは、あの目の回るような育児と仕事を両立しつつ、場合によっては子供会やPTAまでこなしていたりします。
どう考えても、その情報処理能力は、新入社員なんかとは比べ物にならないくらい高性能に進化しているといえます。
だから、彼ら、彼女らが、新入社員と給料変わらないことに不満を覚えたり、モヤモヤするのは当然です。
でも、いつまでもモヤモヤする必要はありません。
解決策は次の2通りです。
35歳未満の方
転職活動です。
これはほんと、早いうちに活動しておいた方が良いです。
僕みたいに年とってからでは遅いです。(泣)
まあ、40歳くらいまでに何とかしましょう。
35歳以上 もしくは35歳未満でも転職したくない人
コチラに該当する方が多いのではないでしょうか。
僕もです。(笑)
解決策はカンタンです。
新入社員より仕事しなければいいんです。
今現在バリバリ仕事しちゃってるなら、自らなるべく窓際部署に異動希望を出しておきます。
といっても、仕事したくないから窓際!じゃなくて、そこは窓際なりになんとかモチベーションを捏造しましょう。
自分の手で落ち目な部署の活気を取り戻したいとか、逆境でも自分を試したいとか・・・
何でもいいです。
はれて窓際に異動したら、そこでは世界最強!! 日本の労働基準法を武器に、居座りましょう。
なぜなら、
- 遅刻せずに無断欠勤せずに、ちゃんと定時に出勤して、
- 指示に反論せず(反論はしなくても、指示を能力不足でできないことにしてやらなければいい)定時に帰宅するだけで、
こんなんでも、基本給は支払われます。
そして有給休暇も使用する権利が得られます。
仕事なんてろくにしてなくても大丈夫ですが、できないことを咎められたら素直に反省の表情だけは見せましょう。
能力不足なりに頑張っています・・・と。
出来る範囲で仕事をしつつ、プライベートを最大化することに心血を注ぎましょう。
ただし、注意点があります。
不正、もしくは疑わしい行為は絶対にしてはいけません。
不正は懲戒、場合によっては解雇に繋がりますので、ダメ・絶対!
それにしても会社って不思議ですよね。
会社の備品をパクったり、領収書を数百円ごまかしたりしたらクビになるかもしれません。
でも、会社に来て8時間、ただ空気吸っているだけでも、ちゃんと給料でます。
がつがつ仕事する代わりに、領収書数百円ちょろまかすくらいの社員の方がよっぽど会社の役に立つんだろうけど、実際は空気吸っているだけの社員が法的に守られます。(笑)
「8時間空気を吸うだけの簡単な仕事です。ざまーみろ」
そんなつもりで仕事?していたら、新入社員より給料安くても、会社、アリガト!と思えますよね。
35歳以上 転職できない人の給料上がらないモヤモヤ解決法を実践してから
さて、新入社員より給料安い時の解決法を35歳以下と35歳以上で分けて解説してきました。
正直、会社に不満があり転職できる人は、モヤモヤする前に転職しちゃうので、転職しない、できないケースを中心にゆるく解決策を示してみました。
結論は、給料に見合った分しか仕事しないというわけですが、それだけだと、自分の給料はいつまでも上がらず、生活も改善しませんん。
そのため、忘れてはいけないことがあります。
仕事をしない分、プライベートに全振りするわけですが、そこにもポイントがあります。
1つ目
心を豊かにする趣味などを充実させるために時間を使うことです。
残業、休日出勤、出張、転勤・・・
出世をちらつかせて会社が従業員に強制する様々なイベントから解放されるので、地域でのスポーツサークルに入って活動するなど、今から死ぬまでに、豊かな人生を送る方法を考え、その基盤づくりをしましょう。
人間は、人とのつながりにおいてのみ幸福を感じる生き物です。
金があれば買えるブランド品や、車、海外旅行などではなく、【自分の住んでいる地域】で仲間とできる活動をすることがポイントです。
これは、一朝一夕には作れませんし、いくら金を払っても作れません。
2つ目
自分で稼ぐ方法を身に着けることです
会社で副業は禁止されていても、自分で副収入を得る方法はいくらでもあります。
一番一般的なのは株式投資でしょうか。
年収400万でも1億円以上を貯める「億り人」もたくさんいる、夢のある副業です。
新NISA、確定拠出年金もしくはiDeCo等につて、もし???となっているようなら、すぐに勉強することをお勧めします。
そのほか、ココナラとか、ランサーズなどと聞いて??となるなら、自分の能力を無駄にしているかもしれません。
文章を書くことが得意であれば、記事作成で報酬
イラストが得意なら、イラスト作成で報酬
そのほか、手芸や動画編集など、趣味の特技を生かして副業
色んな副業があることを知らなければ、ちょっと検索すればいくらでも出てきますので調べることから始めましょう。
そして、あまりお勧めしませんがブログも副業の一つです。
文章を書くことが苦手なら、文章を書く練習を兼ねてブログを初めても良いかもしれません。
ブログを書き始めて、薬歴を書くスピードが速くなりましたし、実際この文章も書きなぐりでほぼほぼ一筆書き状態で2000文字を超えています。
苦手だった作文が早くなったのは、ブログのメリットの一つです。
そして、子育て中の人には、副業では片づけられない大切な仕事があります。
3つ目は、そうです。
子育てです。子育ても立派な副業?というより本業だ。
僕もまだ子育て中の身なので、成果のほどは分かりませんが、子育てにはたくさんのお金がかかります。
食費のほか学費や習い事、通信教育、レクリエーションのイベントなど・・・
そのたくさんのお金も、特に学費や塾の費用はばかになりません。
子供の成績が振るわず、中学、高校で塾や家庭教師をつけるよりも、小学生の時にしっかり学習習慣をつけさせたほうが安上がりになります。
また、子供が高校から大学まで全て国公立で進学するのと私立で進学するのでは、費用がけた違いになります。
例えば私立の薬学部なら、1200万円のところ、国公立なら数百万円で済みます。
高校も私立ではなく公立で済めば大きな節約になります。
大学に落ちて浪人すれば、予備校費用が掛かります。
もちろん、志があって私立へいくのなら無駄ではありませんが、国公立に行きたかったのに成績が足りなくてやむを得ず私立というのは、無駄な出費です。
成績が足りなくて、塾や予備校というのも、避けたい出費です。
そのような出費を避けるのも、大きな節約であり、子供の勉強を見てあげるというのも立派な副業だと思います。
さいごに
繰り返しになりますが、仕事に見合う給料が得られないなら、転職するか給料に見合う働き方に切り替えます。
そして、自分の時間が確保出来たら、人生を豊かにする趣味のために時間を使います。
でもそれだけではただのサボり人間になってしまいます。
浮いた時間で、株式投資なり副業なり、子育てなどに全力投球しましょう。
会社がちゃんと評価してくれない、世の中が理不尽だといっても仕方ありません。
自分の人生を少しでも豊かにするために、全力で仕事をサボりましょう(笑)
死ぬときに自分の人生が高評価できるように。