日常の気づき

日本の性風俗と市販薬という、一見全く関係なさそうな2つの世界の共通点

・プロモーションを含みます。

日本の風俗はバリエーション豊富?それ、薬と同じ理屈です。

風俗って、何であんなに種類多いんだろう。

デリヘル、ピンサロ、オナクラ…「なんかもう、ジャンル細分化しすぎてて逆に分かりづらいわ!」ってなることありません?

ないか(笑)

でもこれ、冷静に見ると薬も同じなんですよ。

「のどが痛い?じゃあこの薬!」「え、でもそれ口内炎の薬でも見たよ?」みたいな。

成分一緒、中身一緒、でも効能は違いますって顔して売られてる。

──ここで気づいたんです。

「これ、実は“縛り”があるからこそ、“自由”に見えるんじゃないの?」

今回は、日本の性風俗と市販薬という、一見全く関係なさそうな2つの世界を、ツッコミ多めでゆる〜く、でもちょっとだけ真面目に比較してみます。

 

「売春ができない」から「風俗が進化した」日本

日本では、売春防止法により対価を伴う性行為は男女ともに禁止されています。

要するに、「本番行為」はアウト。

でもそのルールの中で、合法的な“サービス業”として進化を遂げたのが日本の性風俗産業です。

結果として生まれたのが——

  • デリヘル(本番NG) → 蓄膿に効くと書いてあるから抗生物質かと思ったら、漢方薬だったチクナイン「おぉ…そこ行かないのかよ!」ってなるギャップがすごい。

 

 

  • ピンサロ(下半身NG) → 精気、萎える…みたいなパワーワードが並んでるけど、中身はバイアグラじゃなくて漢方のメンタフ錠「これでどうにかなるの?」って問い詰めたい。

 

 

  • イメクラ(コスプレ) → ナースでも保育士でも、最終的には全部“お姉さん”になるあたり、 口内炎でも咽頭炎でも、全部トラネキサム酸で対処してるトラフル錠とペラックT錠にそっくり。 「見た目変えても中身一緒やないかい!」案件。

 

 

  • オナクラ(触らせNG) → 虫刺され薬として売ってるけど、アンモニアでアレルギーが治るわけないキンカン。 「え、これって“自分でなんとかして”ってこと?」と感じる“セルフ完結型”の潔さ。

 

 

  • JKリフレ(そもそも概念が謎) → ネオシーダキング。なぜか一部のコア層に人気。効果より“存在そのものがコンセプト”な感じ。 「効く効かないじゃない、そこに“ある”ことが意味」みたいな世界観。
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こうして見ると、日本の風俗産業って、ルールの中で“いかに満足させるか”を極めた究極の創作ジャンルなんですよね。


OTC医薬品も“縛られてるから工夫する”世界

日本の市販薬って、やたら似たような商品が並んでませんか?

たとえば:

  • トラフル錠:口内炎の薬
  • ペラックT錠:のどの痛みの薬

どっちも同じ主成分:トラネキサム酸250mg+ビタミンB2

……中身、一緒やん。

でも売られ方は違います。

  • トラフルは「口内炎に」
  • ペラックTは「のどの痛みに」
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なぜこんな売り分けが生まれるのか。

それは、日本の薬事制度が“新規のOTC成分の認可”を厳しく管理しているから。

つまり、薬そのものより「なんて言って売るか」に工夫しないと、メーカーは新しい薬を売りだせないんです。

まるで風俗業界と同じく、「本番はできない。でも“それっぽい”満足をどう提供するか」という世界。


海外との比較:制度が違えば、文化も違う

◾ ヨーロッパの場合(ドイツ・オランダなど)

  • 売春=合法。職業登録できる。社会保険にも加入可能。
  • サービスはシンプル。本番行為を堂々と提供する。
  • だから、コスプレもリフレも存在しない。「正直すぎて逆に味気ない」という声もあるとかないとか。

そして、OTC医薬品も自由度が高い。

  • ピルは薬局で普通に買える。
  • トリプタン系(片頭痛薬)も「頭痛いっす」って言えば買える。

つまり、“自己責任&自己判断”が前提。わざわざ言い換えたりしない潔さ。

◾ アメリカの場合

  • 売春はほとんどの州で違法(ネバダ州一部除く)
  • でも“エスコート”“マッサージ”という建前でガンガンやってる。
  • 「禁止されてるのに実態が活発」なあたり、日本の裏風俗っぽさある。

ただし薬に関しては異常なほど自由。

  • 緊急避妊薬(Plan B)も、レジに行けば「はいどうぞ」レベル。
  • ピルも性器ヘルペスの治療薬もOTC化。「え、それ出していいの!?」と日本人が驚くラインナップ。

結論:縛りがある国ほど、創意工夫が育つ

「自由がない国はつまらない」って思ってた? いやいや、日本見てみなよ。

性風俗も薬も、“やっちゃダメ”って言われた瞬間から、謎の創造力が爆発してんの。

本番禁止→デリヘル・オナクラ・イメクラ…

新規OTC成分が出ない→“のど用”と“口内炎用”で使い分けて、新しい薬を作る(でも中身一緒)

こんなん、縛りプレイ国家ですよ。

海外はシンプル。

やっていいことは堂々とやる。ダメなものはダメ。

だからこそ、サービスも薬もストレート。

でも日本は、ダメって言われたからこそ工夫して“合法風味”を演出する

そして、気がついたらジャンルが増えすぎて訳わからんことになってる。

もはやこれは、“制度の副作用”という名の文化芸。

やるなニッポン。

規制の中でここまで遊べるって、才能の無駄遣いすぎる。


まとめ:トラフル錠とペラックT錠は、風俗業界と同じくらい奥が深い。

「なんでこれが売れるの?」という商品、 「なんでこれがあるの?」というサービス、 それらの背景には、“できないことをどうやって実現するか”という、日本人の創意工夫があるのかもしれません。

でもな、ここで一言だけ言わせてほしい。

日本のOTC、規制が厳しすぎてマジで似たり寄ったりすぎん?

パッケージと効能だけ変えて「別商品です(キリッ)」って…

おいおい、それ風俗でいうと「今日はナースです」「明日はメイドです」とか言いながら、 中の人もサービス内容も全部一緒やんけ!って話ですよ。

本番禁止されてるからって工夫しすぎて、何屋かわかんなくなってる風俗と、 OTCの新規承認の壁が高すぎて、表現の迷子になってるOTC薬。

ジャンルは違えど、やってることはほぼ一緒です。

次にドラッグストアの商品棚を眺めたとき、 「おいおい、それ何プレイだよ」と思ってみてください。

薬も風俗も、深すぎて笑うしかない。

でも、知ってしまうと──笑えて、突っ込みたくなって、そしてなぜか感心してしまう。

それが、“規制社会ニッポン”のリアルです。