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調剤薬局薬剤師は、あえてドラッグストアを経験せよ

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ついこの間は

ドラッグストア薬剤師は調剤薬局に転職せよ

とか言っておきながら今度は真逆の切り口です。

AI時代に備える“雑用力”とキャリアの広がり方

🧭 導入:そのスキル、この先も通用しますか?

調剤薬局で日々、薬歴を打ち続けるあなたへ──

この仕事、10年後も同じように求められていると思いますか?

「調剤は間違えない」はもはや前提条件。
そのうえで、薬剤師にしかできない価値を問われる時代が来ています。

🧠 薬剤師の存在が“揺らいでいる”実例

  • 調剤業務は全自動分包機・監査システムの進化で、人的介入が最小限に

  • 服薬指導はAIチャットやアプリによるセルフガイド機能を画策する動きあり

  • オンライン服薬指導の拡充で、「薬剤師がそこにいなくても成立する」ケースが増加

  • 一部チェーンでは“1人薬剤師”体制や「非薬剤師スタッフへの分業」も進行中

「ただ調剤だけする薬剤師って、いなくてもよくない?」
そんな風に言われる日も、そう遠くないかもしれません。

管理人
管理人
実際に調剤薬局→ドラッグストア→調剤薬局と移った私が、
「なぜ一度“ドラッグストアを経験してよかった”と思ったのか」
理由と実体験を交えて語っていきます。

🩺 調剤薬局だけの経験では、どうしても不安になる

調剤薬局勤務時代、確かに知識は増えました。

でも2~3年目あたりから、ふと頭をよぎるようになったんです。

「このまま、同じ仕事を毎日繰り返していていいのかな?」
「この処方、AIの方が正確にやる未来が見えるぞ…?」

しかも報酬改定のたびに下がる点数、薬歴の負担増、過誤の恐怖。

「薬剤師、減点方式で削られてる感ない?」と。


🛒 ドラッグストアで得られる“代替されにくいスキル”

ここで転職をおすすめするのが、大手ドラッグストアの薬剤師兼店長職です。

いきなり店長は無理かもしれませんが、数年で店長になることは珍しくありません。

やることが多すぎて最初は混乱するとおもいますが、結果的に「薬剤師として生き抜く力」をたくさん得られるとおもいます。

🔹 OTC販売 → “自分で選んで、説明する”スキル

調剤では「医師が処方した薬を出す」のが基本。

一方、ドラッグストアではお客さんの話を聞いて、自分で薬を選んで説明します。

この“その場で判断し、提案する力”は、AIには代替されにくいスキルのひとつです。

🔹 衛生用品・介護用品・サプリ…知らなかった世界

  • 「このテープ剤、病院で出されたんだけどスースーしなくて嫌…いいのある?」

  • 「どのおむつが夜漏れに強い?」「入院の時にもっていくおむつはどれがいい?」

調剤薬局では見かけない質問が、日常的に飛んできます。

生活者視点の知識が身につきます。

  • 重曹
  • クエン酸
  • セスキ
  • 次亜塩素酸
  • エタノール
  • 界面活性剤
  • ワーファリン(ネズミ駆除)

などなど、雑貨売り場は化学物質のパラダイス!

🔹 店舗運営 → マネジメントスキルと数字感覚

  • 売り場づくり

  • バイトの採用と育成

  • 在庫管理

  • 月次売上の分析と発注調整

「あれ、自分、四季報とか決算書の内容がすっと入ってくる?」って気づいたのもこの頃です(笑)

そして株式投資に目覚めました(笑)

流動資産とか、固定資産とか、自己資本比率とか、そういったものはイメージがつかみやすいのですっと入りやすくなります。

景気ウォッチャー調査よりも、景況感が先に感じ取れます。

ようは、視野が広がるということです。

実際に景気ウォッチャー調査の依頼が来たりすることもあります(笑)

📉 デメリットも正直に言うと…

ドラッグストア勤務の注意点

  • 医療用医薬品に疎くなる

  • 勉強しない人は本当にしなくなる(でも何とかなるのがドラッグストア)

  • 日曜・祝日が基本勤務日

  • 勤務時間が不規則で生活リズムはやや崩れがち

👤 どんな人におすすめか?

調剤→ドラッグストア、おすすめな人

  • 調剤の基本スキルを一通り持っている

  • 若くて独身、自由な時間がある

  • 子育て終了後で「第2の経験」を積みたい

  • 調剤過誤ストレスからちょっと離れて再スタートしたい

調剤過誤のストレスにつぶされそうな人

ちょっとしたミスが人命に直結する調剤と比較すれば、ドラッグストアは心のストレスが軽いので、気分転換と一時避難を兼ねて環境を変えるのもいいと思います。

もし、うつ病などになってしまったら、復帰までにかなりの年月を要することは薬剤師なら気付いていると思います。

そんな人は、ドラッグストアへ転職してトイレットペーパーの品出しをして、調剤過誤のストレスにつぶされる前に、箱をつぶしましょう(笑)

段ボールに八つ当たり

これ、【ドラッグストアあるある】です。

🔁 ドラッグストアから調剤薬局への復帰は難しい?

いいえ、調剤経験がある人は意外とすぐ戻れます

むしろ、

「OTC販売で身につけた対人スキル」
「商品知識の幅」
「マネジメント経験」

などが加わって、調剤現場で重宝されるケースも多いんです。


🎯まとめ:薬剤師にこそ“異業種的な経験”が必要な時代

「ずっと調剤だけ」が不安なら、
一度外に出てみるのもアリ。

「視野を広げるために、あえて遠回りする」
…その経験が、AI時代でも必要とされる薬剤師をつくるのかもしれません。

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