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🏔 鈴の音とともに処方せん──
山奥薬局で年収700万円を狙った新人薬剤師の物語
🧳はじまりは、東京のカフェから
「自然に囲まれて、静かなところで働きたいなぁ…」
そんな夢を語ったのは、都内在住の若手薬剤師・まゆこさん(28)。
転職サイトで見つけたのは──
「自然豊かな環境でのびのび働ける!年収700万円」
「やっぱ山ですよね、山!空気もキレイだし、癒し系でいこ!」
とテンション高めで応募。
🚞駅がなかったことには驚いた
初出勤日、最寄駅からの道を調べていて違和感。
最寄りの駅から車で40分・・・。
「徒歩…?っていうかバスが、ない…?」
迎えに来てくれた事務さんが一言、「クマ出るから、クマよけ鈴持って通勤してね〜」
「えっ……自然系って、そういう…?」
まあ、大体想像ついていたからだいじょうぶだけどね。
リュックに装着された鈴がチリンチリンと鳴る中、まゆこさんの“静かで自然な薬剤師ライフ”がスタートした。
🏥薬局の隣には、週3回だけ開く分院があった
実はこの薬局、月・水・金だけ診察がある「村の分院」とペアになっている。
医師は隣町の大病院から交代で派遣。
患者さんは1日15人ほど、でも1枚の処方箋が重い。
降圧薬3種
糖尿病薬2種
胃薬+整腸剤+湿布+…おまけの漢方
「1人分で、1包化10行超えなんてザラ」
💊週2日は“静かなる予製の日”
火・木は無人の分院。だけど、薬局は開いている。
なぜなら──一包化の予製作業が大量にあるから!
「誰とも話さず、無心で分包機と向き合う日…結構嫌いじゃないかも」
それもそのはず、患者さんの多くは高齢者&服薬アシストが必要な方ばかり。
1人ひとりの「お薬カレンダー」が、まゆこさんの手で形になっていく。
👴オーナーの話を聞いて、ちょっとジーンとした
この薬局、じつはオーナーが昔お世話になった医師に頼まれて開局したそう。
「あの先生が“もう年だから”って言ってね。
最後まで村の人たちの薬を見てやりたいって言うんだよ」
だから、採算ギリギリでも続けている。
まゆこさんの高年収は、その分「人を雇って守る」ためのもので──
この薬局そのものが、誰かの“想い”でできているのだと感じた。
🌲それでも、静かすぎて怖い夜もある

通勤中に見かける「クマ注意」看板。
林の奥から聞こえる「ギィィ…」という謎の音。
地元の子が教えてくれた「夜は絶対に一人で歩くな」の忠告。
💡結論:向き不向きはあるけれど、こういう働き方もアリ
年収:700万円
残業:なし
ストレス:低め
人の気配:ちょっと恋しい
📩まゆこさんの一言:
「仕事が終わった後、
電波の届かないウッドデッキで飲むホットココアが、なんかすごく贅沢に感じるんです」
「東京にいた時より、私の“おだやかメーター”めっちゃ上がってる気がする」
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