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正直、飲んでないでしょ? ガチでスルーされがちな薬ランキングTOP5

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薬剤師が愛とツッコミで全力解説 はじめに

「薬はきちんと飲みましょう」って言われるけどさ、

そんなの分かってる。

でもね、分かってても“続かない薬”って、あるんです。

薬剤師から見てると、飲まれてない薬ってだいたい決まってる。

しかもそれ、出す側もなんとなく気づいてたりする。

今回は、薬剤師が現場で何度も遭遇した「スルーされがちな薬たち」をランキング形式でぶっちゃけてみます。

ちょっと笑って、ちょっと共感して、こっそり思い当たったら、ぜひ続きをどうぞ。

第1位:整腸剤(ビオフェルミン・ラックビーなど)

「整腸剤って…ヨーグルトでよくない?」

それ、全然別物だから!

抗生物質とセットで出すことが多いけど、「おまけ感」がすごくて、だいたい雑な扱いを受けがち。

しかも納得いかないのがここ:

抗生剤は1日1回なのに、整腸剤は1日3回。なんで!?

薬剤師も説明しながら内心で思ってます:

「これ…飲むの続かないだろうな…」

でも腸内環境が乱れると、副作用でお腹がゆるくなって治療が続けられないこともあるので、ほんとは大事なんです。

お願いだから、腸のことも思い出してあげて。

第2位:1日3回の薬(抗生剤、そしてお爺ちゃん先生の粉薬)

今のライフスタイルで“昼に薬を飲む余裕がある人”って、どれだけいます?

1日目はまだ頑張る。
2日目には昼を忘れる。
3日目には「この薬、いつのだっけ?」

気づけば“気持ち1日1回”コース。

特にありがちなのが、お爺ちゃん先生の1日3回粉薬。

だいたい胃薬で、苦くて、粉っぽくて、3回。

あれ、もはや根性試し。

薬剤師の本音?

「これ、正直そこまで重要じゃないかも…」

と思ってたりします(小声)。

メインで出ているPPI(強力な胃薬)の添え物感満載。

でもそれ、処方権に関わるから言えないの。

だから残ってる薬があれば、疑義照会で削除を相談したり、

「この薬、ちょっと続けにくそうでした~」

と、“この薬、人気ないですよ”サインをやんわり出してるのが我々のささやかな努力です。

第3位:子どもの漢方薬(小建中湯・抑肝散など)

いや先生、さすがに気づいてますよね?

これ、子ども飲みませんって。

「ちょっと味は独特ですが…」とか言うけど、独特じゃないのよ、フル苦味なのよ。

・粉がもふもふしてる
・量が多い
・子どもが全力で拒否する

最終的に“シンク下の放置薬”化する率100%。

親も「どうすれば飲んでくれるんでしょう…」と困り、薬剤師も「…いや、それはこっちが聞きたい」と心の中で呟いてる。

錠剤やドライシロップだけにしてくれたら…って、みんな思ってるよね?

第4位:頓服の痛み止め

「痛くないけど、念のためもらっておきました」

→ それ絶対、飲まないやつ!

むしろ聞きたい。

「その“念のため”薬、これまで何回飲みました?」って。

飲んだら負けなのか、ってくらい大切に温存されがち。

しかも「薬はあまり使わない方がいいんですよね?ちょっと痛いけど我慢しました」って

“使うべきときに使わない”のは本末転倒!

もうちょっと気軽に使っても大丈夫です。「ここぞ」で使うべき薬なんですから!

第5位:点鼻薬(ナゾネックス・アラミストなど)

「これ、鼻に入ってるんですかね…?」の常連。

・シュッとしても手応えがない
・出てるのか出てないのか分からない
・使ってるつもりが実は使えてない

“最後まで使いきれない薬”界のエース。

しかも処方時の医師のトーンが「点鼻薬も出しておくから」という感じですでに弱い。

「一応出しときますね~」って…いや、

そりゃ患者も「重要度低そう」って感じますよ…。

でも、薬剤師として声を大にして言いたい:

点鼻薬、ちゃんと使えばマジで楽になります。

特に花粉症の時期なんて、これがあるかないかで日常生活の快適さがまるで違う。

「なんかスースーしない」とか「効いてるか分からない」って言うけど、点鼻薬って、“効いてるときほど存在を忘れる”タイプの名脇役。

説明のときは毎回熱が入ります。

「これちゃんと使ってくれたら、今年の春、だいぶ変わりますよ!」って。

使い方さえマスターできれば、人生変わる薬なんです。

だからお願い、せめて5日間は続けて使ってみて。頼む。

◆ 飲まれない薬の共通点

  • 効果が体感しづらい

  • 飲み方・使い方が面倒

  • 飲まなくてもとりあえず何とかなりそう

  • 医師も薬剤師も「うすうす分かってるけど言えない」

◆ 実はバレてます

「一応飲んでます」

「効かなかったんで、次は出してもらってません」

→ はい、それたぶんちゃんと使ってないやつ。

開封感ゼロの薬袋、余り具合、話の内容…

薬剤師は静かに全部察しています。

でも責めない。怒らない。

薬を“飲み続けたくなるようにする”のも、薬剤師の役目だから。

◆ 飲ませる力も、薬剤師の仕事です

薬を出すだけじゃダメな時代。

続けてもらってナンボです。

飲まれない理由は、患者がズボラだからじゃない。

薬が“続けにくい”仕様になってるだけ。

だから薬剤師は今日も、

「これ、飲みやすくできないかな?」

「もっと響く説明ないかな?」

と、処方された薬を“使ってもらう工夫”を探し続けています。

あなたの薬、まだ残ってませんか?

そして薬剤師は今日も考えます。

「もっと飲みやすくできないか?」

「伝え方を変えれば、続けてもらえるか?」

その一歩一歩が、信頼と服薬継続につながります。

珍しく最後は真面目だ